異動や配置転換のときに欠かせないのが、「自己紹介のあいさつメール」です。
初対面の人が多い新しい部署では、第一印象が今後の人間関係を左右します。
とはいえ、どのようなトーンで書けばよいか、何を伝えればいいか悩む人も多いでしょう。
この記事では、ビジネスシーンで使える
「異動時の自己紹介メール」の書き方と文例を紹介します。
異動の自己紹介メールに書くべき内容
自己紹介メールは、簡潔ながらも印象を良くする構成を意識しましょう。
✅ 基本構成
1️⃣ 冒頭のあいさつ
2️⃣ 異動の報告(旧部署・新部署)
3️⃣ 簡単な自己紹介(業務内容・得意分野など)
4️⃣ 今後への意気込み・協力のお願い
5️⃣ 締めのあいさつ
この5点を押さえれば、かしこまりすぎず感じの良い文章に仕上がります。

基本のあいさつ文例(社内全体向け)
まずは、社内の複数メンバーに送る場合に使える一般的な文例です。
【基本形】
お疲れさまです。〇〇部の△△です。
このたび、〇月〇日付で□□部へ異動となりました。
新しい部署では、主に〇〇業務を担当いたします。
まだ不慣れな点も多いかと思いますが、早く職務に慣れ貢献できるよう努めてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
➡ 無難で丁寧、どの部署でも使いやすい定番パターンです。
新しい部署のメンバー向け文例
配属先のチームにあいさつする場合は、もう少し親しみやすいトーンにします。
【新チーム宛て】
お疲れさまです。〇〇部から異動してまいりました△△です。
前部署では主に□□業務を担当しておりました。
新しい環境で学ぶことも多いと思いますが、皆さまのお力を借りながら早く貢献できるよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
➡ 「力を借りながら」など、協調姿勢を見せる言葉を入れると好印象です。
【少しフランクな印象にしたいとき】
お疲れさまです。〇〇課の△△と申します。
〇〇部から異動してきました。前部署では主に〇〇を担当していました。
新しいチームの一員として頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
➡ 若手社員やフレンドリーな職場では、“です・ます+軽い感嘆符”くらいの柔らかさがちょうどいいです。
上司や取引先にも共有する場合
異動の報告を社内だけでなく社外にも伝える場合は、フォーマルな文章に整えます。
【社外向けの異動報告文】
平素より大変お世話になっております。
私こと、このたび〇月〇日付で〇〇部へ異動となりました△△と申します。
旧部署在籍中は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。
新部署でも引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。
➡ 「旧部署への感謝+今後へのお願い」の流れが定番。
社外メールでは冒頭に感謝を置くのが鉄則です。
自己紹介を一文添えると印象アップ
部署内の自己紹介メールでは、簡単な経歴や得意分野を1行加えると印象に残りやすくなります。
【自己紹介を添える例】
〇〇部では、主に営業資料の作成や顧客対応を担当しておりました。
前部署での経験を活かしながら、新しい業務にも積極的に取り組みたいと思います。
➡ 「これまで」+「これから」を1文で表すのがポイントです。
【簡潔な一文で伝える場合】
デザイン業務を中心に担当しておりました。
新しい環境でも引き続き良い提案ができるよう努力いたします。
➡ 自分の強みをさりげなく伝えると、業務連携のきっかけにもなります。

メールの締めくくり方
最後は、「今後ともよろしくお願いいたします」で締めるのが基本ですが、
一言添えるだけで印象が柔らかくなります。
【定番の締め】
まだ至らぬ点も多いかと存じますが、何卒よろしくお願いいたします。
【柔らかい印象に】
ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導のほどお願いいたします。
【前向きな締め】
新しい環境で多くを学び、早く戦力になれるよう努めます。今後ともよろしくお願いいたします。
➡ 締めの一文で、意欲や謙虚さを伝えるのが理想です。
NGになりやすい書き方
異動メールで避けたいのは、以下のようなケースです。
「よろしくお願いします!」だけで終わる(軽すぎる)
感情的な言葉(「寂しいです」「不安です」など)を入れる
長文になりすぎる
➡ あくまでビジネス文として、簡潔・前向き・礼儀正しくを意識しましょう。
まとめ:自己紹介は「丁寧+前向き」で好印象に
新しい部署への自己紹介メールは、
「丁寧さ」「具体性」「意欲」の3つを意識するだけで印象が変わります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| あいさつ | 簡潔に、丁寧なトーンで |
| 自己紹介 | 業務内容や得意分野を一文添える |
| 締めの言葉 | 「ご指導のほどよろしくお願いいたします」でまとめる |
第一印象は“言葉の姿勢”で決まる。
短い文章でも、丁寧に整えた自己紹介は、
新しいチームでの良いスタートにつながります。

