品完了報告の際の丁寧な結び文例

ビジネスマナー

納品や作業完了の報告メールを送るとき、
単に「完了しました」と伝えるだけでは、やや事務的な印象になってしまいます。

そこで重要なのが、最後に添える“結びの一文”です。
結び方ひとつで、信頼感や誠実さが伝わり、取引先との関係もより良くなります。

この記事では、品完了・納品報告の際に使える丁寧な結び文例を、トーン別・状況別に紹介します。

品完了報告メールの基本構成

まず、報告メール全体の構成をおさらいしておきましょう。

✅ 基本構成

1️⃣ 冒頭のあいさつ
2️⃣ 品完了(または納品完了)の報告
3️⃣ 添付資料・確認事項の案内
4️⃣ 結びのあいさつ(←本記事の主題)

➡ この「④結びの一文」で、相手への配慮や誠実さを伝えることができます。

定番の丁寧な結び文

どんな業種にも使いやすい、最もベーシックな文例です。

💬 【基本形】

以上、完了のご報告を申し上げます。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

➡ 短くても、“申し上げます”を使うことで上品な印象になります。

💬 【ややフォーマルな形】

以上、ご報告申し上げます。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認賜りますようお願い申し上げます。

➡ 「賜りますようお願い申し上げます」で、よりかしこまったトーンに。

💬 【柔らかい表現】

ご確認いただき、問題等ございましたらお知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。

➡ 相手に行動を促しつつ、柔らかく締める定番パターンです。

添付資料やデータを送るときの締め方

報告と同時に資料やファイルを送る場合は、その確認をお願いする一文を加えます。

💬 【資料添付あり】

関連資料を添付しておりますので、ご査収のほどお願いいたします。
何かご不明点等ございましたら、お気軽にお知らせください。

➡ 「ご査収のほど」は、添付ファイル付きメールの定番表現です。

💬 【納品データ報告】

納品データをお送りいたします。
ご確認のうえ、問題なければお受け取りください。

➡ 「問題なければ」というワンクッションで、押しつけがましさを回避できます。

初めての取引先に送る場合

初回のやり取りでは、特に丁寧さと安心感を意識します。

💬 【初回取引の例】

このたびはご依頼を賜り、誠にありがとうございました。
無事に〇〇の納品が完了いたしましたので、ご報告申し上げます。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

➡ 「お引き立てのほど〜」は、初回・継続取引どちらにも使える万能表現です。

継続的な取引先に送る場合

すでに関係性のある取引先では、少し柔らかいトーンが自然です。

💬 【継続取引向け】

〇〇の納品が完了しましたのでご報告いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

💬 【お礼を添える場合】

このたびもご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

➡ 「このたびも」「引き続き」で、継続関係を意識した表現になります。

問題があった場合へのフォロー付き結び文

軽微な不備や確認事項がある場合は、誠実なトーンで締めましょう。

💬 【確認依頼あり】

ご確認のうえ、ご指摘等ございましたらお知らせいただけますと幸いです。
迅速に対応させていただきます。

💬 【お詫びを含める場合】

ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今後はより丁寧な対応に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

「今後は〜努めてまいります」で前向きに締めるのがポイントです。

社内向け報告メールの締め方

社内での完了報告は、簡潔ながらも丁寧な言葉を選びます。

💬 【社内報告用】

以上、ご報告いたします。
何かご確認事項がありましたらお知らせください。

➡ 社内メールでも、「以上、ご報告いたします」で締めると落ち着いた印象です。

取引完了時の感謝を込めた結び文

納品・完了報告の最後に感謝を添えると、印象がより良くなります。

💬 【感謝を込めた例】

このたびもお取引いただき、誠にありがとうございました。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

💬 【今後の関係を意識して】

本件につきまして、無事に完了いたしました。
今後ともご協力のほど、よろしくお願いいたします。

➡ 「ご愛顧」「ご協力」など、相手への敬意を表す言葉を選ぶのがポイントです。

まとめ:一文の“余白”が信頼を生む

品完了報告メールの結び文は、「短くても丁寧」「形式的でも温かく」が理想です。

シーン 結びの一文例
一般的な報告 ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
初回取引 今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
添付資料あり ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
感謝を伝える このたびも誠にありがとうございました。
社内向け 以上、ご報告申し上げます。

結びの一文は、“相手への最後の印象”を決める言葉。

丁寧な締めくくりを心がけることで、
日々のメールから信頼を積み重ねることができます。

タイトルとURLをコピーしました